トップページ > 礼拝のみ言 > 2013年10月6日

2013年10月6日 題目「転換期にある世界と日本―再生へのビジョン」 菊谷清一UPF事務総長

本文のみ言:国際指導者会議(ILC)での真のお母様のみ言

「私の夫の人生と存在、そのビジョン」
天一国元年天暦7月15日(2013年8月21日) 韓国・ソウル

 昨年、夫が他界したおり、私は、夫の遺産である世界的な統一運動を引き継いで行けるのだろうかと考え、躊躇しました。「果たして夫の立場に立てるだろうか?」と・・・・・・。そのような考えがいつも頭を巡りましたが、夫が次のように語りかけてくれて、夫の存在と励ましを感じたときに、その考えをすぐに消し去ることができました。
「私は五十二年間あなたと共にいた。あなたは神様が摂理のために私に下さった最愛の妻であったばかりでなく、最も誠実で身近な弟子だった。私の言葉は、あなた の言葉だ。私が成し遂げたことは、あなたの功績である。私はあなたを試し、他の人々も絶えずあなたを試したが、あなたは常に忍耐し、信仰と従順で勝利を得 た。私は以前と同じように、今あなたと共にいる。そしてあなたは、私と共にいる。ただひたすら天地人真の父母として、このみ旨を続けていこう」

 世界を見たときに、堕落した罪深い人類をごらんになって神様が感じておられる痛みを、私も感じることができます。 神様、天の父母様は、明確な理想を描いてこの世界をお創りになりました。その理想の中心に、孝の心情に根づいた親子の関係がありました。聖書における失楽園 の物語を考えてみると、アダムとエバの堕落の原因が、天の父母様、神様に対して愛と信仰と服従を示して孝子、孝女となることができなかったことだと理解す ることができます。彼らの不信仰によって、(人類)最初の結婚と家庭で、神様の真の愛の理想を台なしにしてしまいました。

 この事実が、その子女たちの間の関係にも影響を及ぼし、現在に至るまで人類を苦しめてきたカインとアベルの歴史的な問題を引き起こしてきたのです。 皆様が記憶されているとおり、最初の殺人は、最初の(アダムの)家庭で起きました。兄のカインが、神側にいた弟のアベルを殺したのです。

 そのため、夫は信仰の道において、絶対的な孝の心情を中心に歩むことを一貫して教えてこられました。この方法のみが、堕落の結果を覆すことができるためです。これが世界中で夫と私が、祝福式として知られる聖なる結婚式を行ってきた理由です。祝福は、孝の心情と絶対性による純潔と貞操を中心とした、本然の真 の愛の理想を擁護するものなのです。

 皆様もご存じのとおり、アベルは聖書中の人物で、兄のカインに殺された、アダムとエバの息子です。アベルは神様に対して正しい孝の心情を持ち、人生を神様のみ意を中心にささげました。したがって、夫は真なる孝行息子の例として、いつもアベルをたたえました。カインはより力があり、賢かったとしても、孝行息子 としての心が足りませんでした。外的な能力や利己心だけでは、カインは平和な家族や民族、国家を築くことができなかったのです。アベルのような心を待った者だけが、(神様の祝福とともに)そのようなゴールを達成することができるのです。

 アベルUNについて話すときはいつも、夫は国籍や人種、宗教の壁を乗り越え、愛で人類一家族を共に成していく素晴らしいビジョンを示されました。夫は神様を中心とした国際連合のビジョンを思い描かれたのです。自国の利益を中心とした国連ではなく、神様の利益を考え、神様の息子、娘としての人類の利益を考える 国連です。これは、他のために生きるという「原理」によって導かれた、世界的な天一国にほかなりません。

 真のお父様は、いつも平和を完全に霊的な概念として理解しておられました。家庭連合、UPF、そして女性連合の全ての名称と基本的使命に、平和を意味する평화が含まれています。平和という言葉は、個人、家庭、社会、国家、世界を特徴づける内外が調和した状態を表しています。夫は、平和の意味と、時に神の王国と呼ばれる、神様の本然の理想の概念とを区別しませんでした。したがって、夫が平和という言葉を使うときはいつも、第一に神様の心情と摂理を考えておられまし た。皆様に、私の夫の教えである「原理」を学ばれることをお勧めいたします。



                        戻る





reihai20120715.htmlへのリンク